2学期始業式式辞「根をどっしりと」
- 公開日
- 2011/09/01
- 更新日
- 2011/09/01
校長メッセージ
1学期の終業式に、皆さんと元気な顔で会いましょうと話しをしました。2学期始業式では、みなさんの元気な顔をみることができ、たいへんうれしいです。夏休み中に、部活動の大会、職場体験学習、ボランティア活動、そして勉強、家族とのふれあいなどいろいろな出来事があったと思います。
今年の夏休みでは、皆さんの部活動で活躍は見事でした。郡大会では、団体戦だけでも、優勝3種目、準優勝4種目、3位4種目と、11種目で3位以上に入賞しました。団体種目に出場した部は19ですから、団体戦で3位以上をとったは半数を超えています。郡大会で皆さんの成績は、たぶん知多半島にある38の中学校で1番だと思います。
また、郡大会だけではなく、県大会でも、陸上で優勝、体操で準優勝、バドミントン部が3位入賞しました。東海大会では、体操が準優勝しました。全国大会には、陸上で3年生石原さんが出場し、男子体操では、3年河合君、2年大崎君、中野君、1年石川君が団体戦に出場しました。運動だけでもなく、吹奏楽部も金賞受賞と、がんばりました。今年の夏は、成中生が大活躍し、まさに「成中の夏」でした。
部活動だけではなく、ボランティア活動に参加した生徒の態度や行動がすばらしいものでした。特に、サマーアタックに参加した8名の生徒は、市役所の方や講師をされた方から、とてもよい評判をいただきました。赤レンガボランティアに参加した生徒もあいさつがよくできたと評判をいただきました。
また、夏休み中には、水やり当番の生徒も学校にきて、ヒマワリの世話をしてくれました。1学期後半には、園芸委員会や外掃除の生徒、野球部、サッカー部、ソフトボール部の有志の生徒が草取りをしてくれました。皆さんが世話をしてくれたおかげで、ひまわり時計塔、正門前、運動場の土手に、全校生徒と先生方が一人一苗なえた800本のヒマワリが花を咲かせました。その様子は中日新聞に、800本のヒマワリとして、掲載され、ヒマワリの花が一杯に咲く学校、生徒がヒマワリを大切に育てている学校として、地域からよい評判をいただきました。
ヒマワリを見ていると、いつも思うことがあります。それは、大きな花を咲かせるヒマワリは、時間がかかって育ちます。また、大きなヒマワリの根は、たくさんどっしりと生えています。大きな花を咲かせているヒマワリは、根が土の中で、じっくりと、そしてどっしりと育っているのです。
大きな花を咲かせるには、根をじっくりとどっしりと育てていなかくてはなりません。それを皆さんに例えると、根をじっくりと、そしてどっしりと育てるとは、日々の活動に時間とかけ、精をだすことだと思います。粘り強く取り組むことが最後に大きな花を咲かせることになるのだと思います。今年の部活動の素晴らしい成果も、3年間じっくり、どっしり取り組んできたからですね。
さて、2学期は、9月に1年生は自然教室、10月にはひまわり祭、11月には合唱コンクールと、大きな行事があります。行事に前向きに取り組み、達成感、クラスの団結、友情を深め、どっしりと根を生やした大きな人間になるよう、自分を育てていきましょう。
平成23年9月1日 2学期始業式