平成23年度修了式式辞
- 公開日
- 2012/03/23
- 更新日
- 2012/03/23
校長メッセージ
先ほど、1年生260名 2年生251名の修了を認めました。修了とは4月から1年間たったので1年生、2年生が終わりになるという意味ではありません。1年生は1年生で、2年生は2年生で学ぶべきこと、身につけるべき事をなし終えたという意味です。
学ぶべき事や身につけるべきことは、心、頭、体の3つめの側面があります。
心の面では、学校生活で他の人と関わりあいながら、人間的に自分を高まることができましたか。生活のルールを守る、あいさつをする、掃除をしっかりする、友達と楽しく過ごす。ボランティア活動に率先して取り組む、部活動に一生懸命取り組むなど、といったことは自分の心を豊かにし、人間的に成長していくことになります。
頭の面では、教科の学習で基礎基本となる内容を身につけましたか。
体の面では、健康な体をつくるために、給食などの食に気をつけて生活できましたか、運動に取り組み体をつくることができましたか。
今日は、一人一人が4月からの1年間を振り返り、心、頭、体それぞれの学年に応じて身につけるべき事を身につけることができたか、静かに振り返って下さい。
しかし、うまくできなかったこと、失敗したことの方が多かったと思います。はじめからうまくできる人なんていないのですから。
さて、バスケットボールの神様といえば、マイケルジョーダンですね。NBAシカゴブルズなどに所属し、15年間の選手生活の中で、得点王10回、彼の平均得点率は約30点だそうです。そんなスーパースターマイケルジョーダンが、自分が成功した秘訣をこう語っています。皆さんに紹介します。
『高校時代は代表チームの選考から漏れた。9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ、決勝シュートを任され、26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功した。』
何度も何度も失敗したことが、成功した秘訣だと言っています。皆さんは2週間すると進級します。4月から、たくさん失敗しましょう。たくさん苦労しましょう。そんな失敗や苦労を重ねな、それを乗り越え、自分を成長させていきましょう。4月からの成長ぶりを期待しています。
平成24年3月23日 平成23年度修了式にて