平成２２年度始業式式辞

　新入生をむかえ、全校生徒７１６名で平成２２年度が始まりました。今年は、成岩中学校にとって大きな１年にしたいと思います。成岩中学校を進化させたいと思います。今から話す３つの面で進化をとげたいと思います。

　１つ目の進化は行事です。
　生徒の皆さんが一つ一つのことに集中して取り組むことができるように行事を変えます。
　昨年まで５月に体育祭、１０月に文化祭を分けて行ってきました。今年は、体育祭と文化祭を連続して行い、１０月２９日３０日に実施します。両方をあわせて学校祭と呼ぶことにします。２つあわせることで本校の一大イベントとなります。学校祭では、運動面で学級の団結を競いあい、学級企画や劇で学級の創意工夫を発揮するようにします。

　合唱コンクールについては、昨年までは文化祭の２日目に行っていましたが、学級企画の準備と合唱の練習が重なり、２つのことを同時にしていかなくてはなりませんでした。そこで、歌の練習だけに集中して取り組むことができるように合唱コンクールは文化祭と切り離して、別に日に雁宿ホールで行います。１１月１７日が合唱コンクールです。

　また、７月には部活動強調期間を設けて、郡大会県大会に向けて部活動に集中して取り組むことができるようにします。その他、２年生の行事としておこなってきた９月の美浜研修と２月の立志式も合体させて行い、２年生の一大イベントとします。

　２つ目の進化は生徒会活動です。
　委員会活動や生徒会活動を今まで以上に活発にして生徒が活躍する場をつくります。　本年度は委員会や生徒会活動を月に２回おこなうようにして、生徒が自分たちで考え、企画運営して活躍する場をつくります。

　また、月曜日の朝に行っていた月曜朝会を取りやめ、月曜日の５時間終了後に月曜集会を行うことにします。月曜集会では生徒会役員や委員会の出番をつくり、活躍する場を設けます。ときどき全校レクレーションをして楽しみましょう。

　３つ目の進化は花とあいさつです。
　花とあいさつやボランティア活動をさらに活発にします。
　前期生徒会役員選挙の立候補者の演説のなかに、ヒマワリロードを今年もつくりたい、花で一杯の学校にしたい、地域の方にあいさつ運動をしたい、地域のゴミをひろって集めたいという意見がありました。とてもすばらしいことだと思います。是非取り組んでください。皆さんの自慢の取り組みである花やあいさつ運動を地域に広げてほしいと思います。また、地域をきれいにするクリーン活動も積極的に進めてください。

　以上３つの進化を言いました。成岩中学校を進化させることができるのは生徒の皆さんです。特に３年生はその中心となり、成岩中学校の新しい伝統づくりを進めて下さい。「あの取り組みは私たちの時から始めたんだよ」そうこれから入学してくる後輩達に自慢できるように頑張りましょう。１年間、生徒諸君の活躍を楽しみにしています。