冬来たりなば春遠からじ(2月1日朝会講話)
- 公開日
- 2010/02/01
- 更新日
- 2011/02/05
校長メッセージ
大寒が過ぎましたが、まだまだ朝が続きます。朝の部活動では、寒さにへこたれないで、上着を脱いで練習したり走ったりする姿が見られ、見ていてさわやかな気持ちになります。
さて、冬の寒い時期になると、頭によく浮かぶ言葉があります。今日はその言葉を皆さんに紹介します。
「冬来たりなば春遠からじ」という言葉です。厳しい冬がくれば、次は春が巡ってくるという意味です。この言葉はよく人生にたとえて語られます。冬を辛いこと、きびしいこと、春をよいことや希望にたとえて、今はつらいことや厳しいことがあるかもしれないけれど、そういう冬の時はいつまでも続かなく、よいことや希望に満ちた春がもうすぐやってくるという意味に使います。自分自身や友達を励ますときに使います。
また、「冬来たりなば春遠からじ」は翻って考えると、希望の春が来るには、その前に冬が来なければいけない、つまり、つらいことや厳しいことに直面して乗り越えなくてはならないという意味にも考えることができます。
さて、3年生は現在、受験の厳しさを味わっていると思います。でも、希望の春はもうそこまで来ています。
1年生2年生は寒い時期、部活動は辛いと思いますが、よく頑張っていると思います。試合で喜びの春が来るようにさらに頑張って下さい。
皆さんの中に、友達関係や学習面での不振に悩んで、辛い気持ちになっている生徒がいるかもしれません。しかし「冬来たりなば春遠からじ」今、がんばって乗り越えれば、次は春がやってきます。笑顔で頑張りましょう。
2月1日 月曜朝会にて