学校日記

「努力できるのも才能」4月20日朝会講話

公開日
2009/06/19
更新日
2009/06/19

校長メッセージ

 土 曜日と日曜日に東海市ジュニアスポースフスティバルが行われました。
私は、都合で土曜日にしか会場をまわることができませんでしたが、成中生の頑張る姿をみて心がはれやかになりました。

 さて、試合には勝ち負けはつきものですが、試合までにどう取り組んだかが大切なことは皆さんも分かっていると思います。
 すでに、引退している野球選手で清原がいます。昨年オリックスで引退をした選手です。清原選手は高校卒業からすぐに1軍でプレーして、多くの活躍をして、記録より記憶に残る選手として多くの人に親しまれていました。
 
 そんな、清原が入団したての頃、あるテレビ番組のインタビューで答えた言葉が私は今でも心にのこっています。紹介します。その言葉は「努力できるもの才能だ」という言葉です。
 清原はその言葉のあとテレビ記者に、「おれは高校時代ほんまよく練習した。人がやらんときによく練習した。そのときなんで他の人は努力しないのだろうと考えた、だから努力できるのは自分の才能の一つだと思う。この才能があればプロでもやっていけると思い、プロに入団した」と答えていました。

 清原は高校1年生から甲子園で活躍し、高校時代から天才選手として呼ばれていたので、努力という言葉を清原選手が口にしたのが驚きでした。自分に野球の才能があるからではなく、自分が努力できる人間だからと信じたからこそ、プロで通用すると清原は考えたのです。

 自分は才能がない、うまくできない、頭がよくない、とおもっている人がいるかもしれません。努力できるもの大きな才能です。その才能がやがて大きな活躍の機会を与えてくれると思います。
 以上で話を終わります。

                   平成21年4月20日 月曜朝会にて