1学期終業式式辞「陰で支えられて」
- 公開日
- 2011/07/20
- 更新日
- 2011/07/20
校長メッセージ
昨日、万が一、休校となる可能性があったために、部活動激励会の終了後に、1学期を振り返って、皆さんの成長ぶりを少しだけ話しをしました。今日、台風の影響もなく、無事、予定通り終業式を行うことができました。
今日の終業式の式辞では、1学期を振り返った話しではなく、別の話をします。それは、人知れず、影で皆さんの学校生活を支えている人がいることです。名前は言いません。
下駄箱の靴、気づいていましたか。靴のかかとがそろって入っています。皆さんが登校した後、整頓してない靴のかかとを揃えている人がいます。おかげで、生徒の下足箱はよく整っていて、気持ちがよいものです。
皆さんが登校し、外靴を下足箱に入れる時に、生徒玄関に泥が落ちて汚れてします。毎朝、皆さんが登校した後に、生徒玄関を掃除している人がいます。おかげで、きれいな状態で皆さんは生活することができます。
職員室前の廊下は、いつもきれいになっています。3年生の清掃当番も掃除の時にモップがけをしているのですが、毎朝、モップかけをしている人がいます。来校されたお客さんから、「廊下がきれいですね」とお褒めの言葉をいただいたことがありました。
職員室前の廊下の窓際には、小さな鉢植えの花がありますね。その花は枯れることがなく、育っています。毎日、水をやってくれている人がいます。おかげで廊下を通る人の目を楽しませてくれます。
昨日、皆さんが植えたひまわりが強風で倒れてあしまわないようにと、土砂降りの中、雨に濡れながら、ひまわりに添え木をしてくれた人たちがいます。すべてのひまわりに添え木はできませんでしたが、正門前の背の高いひまわりに添え木をすることができ、おかげで昨日の台風の風にも負けずに、今日の朝もひまわりは立って花を咲かせています。
今、紹介した行動は、誰かから誉められるからやっていることではなく、皆さんの学校生活がよくなるためにと、思って行動しているのだと思います。皆さんが気持ちよく生活を送ってくれるために、陰になって行動してくれている人に感謝、感謝ですね。そんな行動を見習いたいですね。
さて、明日から、長い夏休みに入ります。命を大切にしてください。特に自転車事故では被害者にも加害者にもならないように十分気をつけてください。夏休み中の部活動では、熱中症ならないように、体調管理に気をつけてください。夏休みに入る前に心に描いた目標や計画をがんばってやり遂げ、よい夏休みだったなと言えるようにしましょう。元気な顔で、次は8月6日の全校出校日にあいましょう。
7月20日 1学期終業式式辞